野草薬草館の野草レシピ🌱
毎日の暮らしにおばあちゃんの知恵を…
自然豊かな鹿児島県伊佐市・さつま町には豊富な野草薬草が自生しています。そして地元では野草薬草を毎日の暮らしに取り入れ怪我や病気などの健康維持に活用してきました。しかし残念なことに時代の流れとともに薬草文化もいつしか姿を見ることが少なくなってきました。私たちは身体にやさしい取り組みのひとつ野草薬草を活用する為に「おばあちゃんの薬箱・伊佐薬草の杜」「野草薬草館」「野草庵」「箸休めの宿・とまり木」そして堺市中区「ナチュラルガーデン」等とも繋げ、野草を身近に活用することを目指します。

おおばこ

人がよく通る道などに生える元気な薬草煎じて飲めば眼病によいそうです
オオバコのふりかけ
【材 料】
ちりめんじゃこ・オオバコの葉 塩昆布・紅生姜・醤油・ごま油
【作り方】
ちりめんじゃこをごま油で炒ります。オオバコの葉をさっと茹でてみじん切りにし、塩昆布、紅生姜のみじん切りに醤油少々混ぜて加熱する。 熱々のご飯の上にかけてもよし、混ぜておにぎりにしても美味しいです。
オオバコ茶
【材 料】
オオバコの全草
【作り方】
春から秋までの全草を抜き取り、汚れを落とす。 風通しのいいところに陰干しし乾燥したら ハサミで2cmほどに切り、軽く炒ったらできあがり。 蒸し器で2分ほど蒸してから刻み、日光に当てて乾燥する方法もあります。
野草のことを知ろう♪
オオバコを1日10〜20g煎じて服用することで咳をしずめる効果があります。種子を1日3〜10g煎じて服用すれば、白内障、目の充血、視力減退などの眼病に効くそうです。 絞り汁は整腸効果、刻んだ根や葉を水に浸したものでうがいをすれば、喉の炎症を緩和させます。又、生葉を揉んで柔らかくして傷口に貼ると、膿の吸い出しや止血効果があります。
◯ 名 称…オオバコ
◯ 分 類…オオバコ科
◯ 旬の時期…4月~9月 9月頃に花穂を摘み取る
◯ 利用部位…葉、種子
◯ 注目効果…視力減退、目の充血、便秘、肝臓
◯ 利用形態…薬用、食用、茶用
◯ 生育場所…日当たりのよい原野、路傍、堤防などに自生
◯ 食べ方例…かき揚げ、味噌汁、ゼリー、ふりかけなど